翌朝、起きるとすぐに温泉に入りました。サウナで汗をかいて体重を軽くします。このホテルの朝食は名物という事で、これからたらふく食べようと思います。
バイキングのゴージャスな朝食です。
ギリギリ11:00にチェックアウトしました。ホテルで路面電車の1日乗車券を購入します。600円です。荷物を預かってもらえるサービスもあるので、荷物を預けて観光に向かいます。
立待岬
最初に訪れたのは、函館山の南東に位置する立待岬です。ホテル近くの路面電車の十字街という電停から終点の谷地頭という電停まで乗車します。谷地頭から立待岬までは徒歩15分程です。つまり住宅街の外れにあるという事に非常に興味を抱きました。
断崖絶壁で周りを津軽海峡に囲まれている風景は独特です。しかも、すぐ近くは住宅街なのにです。また、売店も営業しているのは便利です。
岬の手前に与謝野寛/晶子の歌碑が建てられていました。
谷地頭電停を後にし、路面電車で五稜郭へ向かいます。五稜郭に行くには五稜郭公園前で下車します。
誰も乗車していなかったので路面電車の中を撮影しました。電車というかバスのようです。
しばしば見かけたタイプの路面電車です。
レトロな路面電車もあると聞いていたのですが、お目にかかる事は出来ませんでした。2両編成のモダンな路面電車もありました。
五稜郭
五稜郭公園前で下車して五稜郭へ向かいますが、15分程かかりました。突然の目の前に五稜郭タワーが現れました。五稜郭タワーの展望台までエレベーターの上ります。
五稜郭タワーから見た五稜郭です。実は桜の名所という所で1週遅らせていれば満開になっていたようです。しかし桜が満開になれば大変に混雑するのだと思いました。
五稜郭の敷地から見た五稜郭タワーです。五稜郭は散策しても特に面白いという所には感じられませんでした。やはり桜の花見なのではないでしょうか。
末広町
五稜郭を後にすると函館観光は僅かです。路面電車で末広町という電停まで行きました。15:00頃になっていて、そろそろお腹がすいてきたので昼食をとることにしました。2日目の昼食は事前に決めていなかったので、適当に見つけた店に入ろうと思っていました。雨も降ってきて、ふと目の前にラーメン屋がありました。かなり渋そうな店構えです。観光客相手というよりは地元客相手の店のようです。「西園(せいえん)」です。後に調べた所、やはり地元客相手の有名店で昼時は並ぶようでした。
ここでいただいたのは塩ラーメン+チャーハンです。半チャーハンではありません。メニューに塩ラーメン+チャーハンしかなかったのです。まずは塩ラーメンからいただきます。昨日の駅前の「ゆうみん」より更に透明度が高く、かなり薄い味です。大変にあっさりしています。マニアックな味です。おそらくは昆布が出汁なのだと思いました。速攻で完食しました。
次にチャーハンをいただきますが、こちらはしっかりとした味付けです。塩ラーメンのスープをすすりながら完食しました。しかし、朝食もしっかり食べたし、昼食もしっかり食べてしまったので完全に満腹となってしまいました。
これから最後の観光です。まずは西園からほど近い大正5年に建てられて現役という相馬株式会社の建物を見ました。100年前の建物が現役とは驚きです。
次に坂を少し上り、旧イギリス領事館に行きました。ここは大正2年の建築だそうです。
ベイエリアに戻ります。函館のハンバーガーチェーン店のラッキーピエロです。残念ながら食べる事は出来ませんでしたが、次回訪れた際は必ずここで食べようと思います。
最後に金森赤レンガ倉庫にておみやげを買いました。
ホテルに戻り、荷物を受け取り、路面電車で函館駅へと。函館ライナーで新函館北斗へ行き、はやぶさ38号、17:25発に乗り、大宮駅に21:00着。川越駅で夕食は簡素に立ち食いソバを食べ22:00過ぎに帰宅しました。丸々2日間充実した旅行となりました。行って後悔した場所は皆無で再訪問したい場所ばかりです。LA VISTA 函館ベイは大変なお気に入りとなりましたし、次回行く場合は必ずここを予約します。海寿でまた食べたいですし、函館山からの夜景を必ず見たいと思います。そのためにも、明日からの仕事を頑張らなくては!