パソコンが重い原因は様々で、Windowsアップデートやセキュリティのアップデートに依るものが多いですが、他にもあります。
今回、ウイルスバスターが起因してパソコンが重くなるという症状を確認しました。ウイルスバスターはパソコンにプレインストールされているもので、それにネットからライセンスを購入してシリアルナンバーを追加したものです。
まず、パソコンが重いと感じたらCtrl+Shift+Escキーを同時に押して、タスクマネージャーを表示させます。CPUの項をスクロールして、CPUを占有しているものを確認します。今回はTREND・・・というものが異常にCPUを占有していました。(図は参考のための表示です。不具合が生じているモジュールではありません。)
このような場合、プレインストール版のウイルスバスターはバージョンが古いため、削除して新しいバージョンをインストールする必要があります。削除するには、スタートメニューの「Windows システム ツール」にあるコントロールパネルから行います。「プログラムのアンインストール」をクリックして、ウイルスバスターをクリックし、「アンインストール」をクリックします。
最新版はネットでお試しとしてダウンロードが可能です。
手順を纏めてみると、最初にライセンス購入したシリアルナンバー等を控えておきます。手書きよりもスクリーンショットを撮っておいた方が確実です。次にウイルスバスターを削除します。削除したら、ネットよりお試しをダウンロード、インストールします。最後にシリアルナンバーを記入すると完了です。
新品のWindows 10のパソコンが重い要因は様々ですが、たった30分程のこれだけの措置で重かったパソコンが軽くなる場合もあります。