最新のバージョンであるWindows 10 Creators Updateでは「動的ロック」なる機能が追加されました。動的ロックとは、iPhoneなどのスマートフォンをBluetoothでペアリングしておき、離席した際、スマートフォンを持って行って、検出不能の場所まで離れると、1分後に自動的にロック画面を表示する機能です。事務所等の職場では使えそうな機能です。この機能の条件はBluetooth内蔵パソコンなので一般的にはノートパソコンやタブレットとなります。
「動的ロック」を設定するには、最初にiPhoneの「設定」でBluetoothをオンにしておきます。
Windows 10では「設定」の「デバイス」をクリックし、Bluetoothがオンになっている事を確認しておきます。「Bluetooth またはその他のデバイスを追加する」の左にある「+」をクリックします。
Bluetoothをクリックします。
ここではiPhoneが検出されるのでクリックします。
Windows 10では次の画面を表示します。このPINの数字を確認します。
同時にiPhoneの「設定」のBluetoothを確認し、コードを確認します。
Windows 10の画面からは「接続」をクリックし、iPhoneの画面からは「ペアリング」をタップします。
Windows 10では「接続済み」となるので「完了」をクリックします。
iPhoneが接続済みとなっています。
iPhoneでは「接続済み」となります。
次に「設定」の「アカウント」をクリックし、「サインイン オプション」をクリックします。
下の方にスクロールさせて、「動的ロック」をチェックします。「動的ロック」はBluetoothでペアリングされていないとチェックする事が出来ません。
以上で設定は完了です。試験としてiPhoneのBluetoothをオフにしてみると約1分後にWindows 10はロック画面を表示しました。