1回のメールを送信することで、複数の宛先に送信する事を「同胞メール」と言います。「同胞メール」にはCCとBCCとがあります。
CCとは、「Carbon Copy」(カーボンコピー)の略でメールの控えを送信します。CCでは、メールを受信した人は、他の人にもメールが送信されているかを知ることができます。例えば、お客様の担当者を「宛先」にし、社内の上司を「CC」しておくと、上司にお客との状況が伝わります。お客には情報が上司に伝わっている事が確認出来ます。
BCCとは、「Biind Carbon Copy」(見えないカーボンコピー)の略で、メールの控えを受信しても他の誰にメールが送信されているかを見ることは出来ません。例えば、商品をお客様に案内したいような場合に使います。「宛先」は自分にし、「BCC」にお客様のメールアドレスとします。お客様はあたかも自分だけにメールが届いていいるように見えます。
Windows 10の「メール」アプリでCCやBCCを使って送信するには、受信トレイで新規メールをクリックし、宛先の右側にある「CCとBCC」をクリックします。
「CC」欄と「BCC」欄を表示します。BCCで送信する場合は「宛先」は自分のメールアドレスを入力します。
「CC」で送信したメールをWindows 10の「メール」アプリで受信すると次のように表示します。CC欄に送信者一覧を表示しています。
「BCC」で送信したメールをWindows 10の「メール」アプリで受信すると次のように表示します。宛先が送信者になっています。