「ステップ記録ツール」とはWindows 7から付属しているツールです。Windows 7ではアイコンは無く、「問題ステップ記録ツール」となっていました。このツールはパソコンの操作を記録してレポート作成を行います。一般的には会社のパソコンで障害が発生する際、パソコンのトラブル担当者にレポートとして渡すと担当者は見ただけで障害の切り分けを行い、短時間にトラブルを解決出来るといったメリットがあるものと思われます。従い、個人で使う場合にはあまりメリットを感じる事が出来ません。
Windows 10では「ステップ記録ツール」はスタートメニューの「Windows アクセサリ」にあります。
起動すると次にように表示するので、「記録の開始」をクリックします。
ここではMicrosoft Edgeを起動し、タスクマネージャを表示させ、強制終了を行ってみました。一連の操作を終了後、「記録の停止」をクリックします。
ウィンドウが開いて一連の操作を記憶しています。Microsoft Edgeを起動。
タスクマネージャによる強制終了。
最後に「保存」をクリックして適当なフォルダーに適当な名前を付けて保存します。ZIP形式での保存となります。これをパソコンのトラブル担当者に送付することになります。