iOS15アップデート以後、iPhoneでWi-Fiを確認するために「設定」の「Wi-Fi」をタップすると「プライバシーに関する警告」と表示する場合があります。
この警告は様々な場面で表示するようで、一般的には低いレベルのセキュリティを使うと表示するようです。低いレベルのセキュリティとは、暗号化されていなかったり、規格の古いセキュリティ(10年前のWi-Fiルーターを使っている等)である場合です。
Appleが推奨するWi-Fi暗号化規格はWPA2以上となっていて、古いWEPやWPAは非推奨となります。最近のWi-Fiルーターは標準でWPA2以上となっています。具体的にはWindows XPを使っていた際に購入したWi-Fiルーターは非推奨の確率が高いです。(壊れないのでついつい使い続けている場合があります)
「設定」の「Wi-Fi」を見てみると「プライバシーに関する警告」と表示しています。
「Wi-Fi」をタップすると「プライバシーに関する警告」の詳細を表示しています。
ここでの対応は、「プライバシーに関する警告」の詳細にある「このネットワークは暗号化さsれたDNS のトラフィックをブロックしています。」とあります。そこで、このiPhoneではGoogleのパブリックDNS(8.8.8.8)を使っていたため、一度、手動から自動に変更して再起動させて、警告が消えている事を確認後再度GoogleのパブリックDNS設定しました。その後、警告は表示しなくなりました。