地球温暖化のせいか、最近の夏は天気が突然急変して落雷が発生したり、豪雨になったりします。そして雷が近くに落ちると、電線やアンテナから高圧電流が伝わりパソコンやインターネット機器に不具合が生じる事があります。不具合に程度があり、致命傷を負ったのか、救われるのかが気にかかる所だと思います。まず最初にパソコンが起動しなくなった場合はコンセントやLANケーブル、USBケーブル等を全て抜き、数分放電させます。これで直ればラッキーです。
しかし、それで直らない場合が大半だと思います。電源ユニットやバッテリーのみが壊れたのか、あるいは致命的なハードディスクが壊れたのかになると思います。(僕はそれを恐れてパソコンの全データをクラウドに置いています)このようば場合は個人で対応する事は難しいため、大手のパソコンサポート業者に診てもらうの良いでしょう。まずはデータが救済できるのかを確認する事が重要です。
パソコンは起動するが、インターネットに接続出来なくなった、という現象が生じる事もあります。この場合もパソコン同様に電源ケーブルを外して放電を行ってみます。再起動させたらルーターやモデムのLEDが点灯しているかを確認します。光電話ルーターの場合図のようにPPPのLEDが点灯していないとインターネット接続は出来ません。LEDの点灯に不具合がある場合はルーターやモデムの故障が考えられるのでNTTやAU等に問い合わせるのが良いと思います。
落雷によるパソコン、ルーターやモデムの故障を未然に防ぐには、まずは雷サージ対応の電源タップを使う事です。しかし、完全に安心かというそうでは無く、落雷が聞こえたら全てのケーブルを抜く事です。テレビもパソコン同様に落雷で壊れますので、全てのケーブル抜く事で対応出来ます。