納車6日目にして時間が取れたので、1日目は熱海で宿泊、2日目は熱海峠、芦ノ湖スカイライン、箱根スカイラインを経由し、御殿場プレミアム・アウトレットまでドライブしてきましたのでドライブフィーリングをお伝えします。
写真は箱根スカイラインにて。
まず、ディーゼルエンジン自体初めてですし、不安は当然ありました。これまでは全てガソリンエンジンでまさか、ディーゼルエンジン車に乗るとは思ってもいませんでした。が、しかし、その不安は完全に払拭されました。ディーゼル=トラック、ガラガラ、悪臭、黒煙といったイメージですが、そのようなものとは全く無縁でした。
アイドリングの音自体大変に静かで良く聞かないとディーゼルとはわかりません。「ナチュラル・サウンド・スムーザー」と「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」なる技術が採用されているという事ですが、ディーゼル車にこれまで乗った事のない僕に分かるはずもありません。
運転する上での特異点は電動パーキングブレーキで、通常のぐいっと引っ張るものではなく、スイッチをオンにするとパーキングブレーキがかかるもので、最初は気になりましたが、慣れると楽なものです。アクセルを踏めば解除できます。
2.2Lディーゼルエンジンですが、トルク重視の特性で、アクセルを少し踏むと加速するのが特徴のようです。排気音もそこそこにスポーティです。シフトアップのタイミングは遅い感があり、40kmを過ぎないと4速に入らないようです。前のマニュアルのBRZは40kmで5速に入れてました。車内の静粛性は全く問題ありません。
アイドリングストップ仕様も初めてで、億劫なのでオフにしようとも考えましたが、少し走ると慣れると問題ありません。エンジンストップの際はすっと停止し、かかる際は気が付かない内にエンジンはスタートしています。他車を知らないので評論は出来ませんが、大変にスムーズな感があります。
高速道路の走行も大変に静かです。今回は120km程しか出しませんでしたが、120で走っても80で走っても静粛性はさほど変わらないようです。無論、足周りも安定しています。前のBRZは車高調が入っていたので、高速走行のみ安定するという仕様だったので、一般道路、高速道路共に安定して走れるのは嬉しいですね。サスはノーマルとしては硬めではないでしょうか。ゴツゴツ感が若干あります。大きめのギャップを踏んだら、後付けしたサンバイザーが落ちかかりました。
熱海峠、芦ノ湖スカイライン、箱根スカイラインのワインディングロードですが、ハイパワーの車でないことからあまり期待はしていませんでしたが、42.8kgf・mのトルクは強力で、4WDとの相乗効果からか、タイヤが路面に食いつき引っ張られているような感じです。また、「i-ACTIVE AWD」の効果に依るものなのか、コーナー時に明らかにリアタイヤにトルクが乗っている感じがしました。「G-ベクタリングコントロール」なるテクノロジーが搭載されているとのことですが、残念ながら実感は出来ませんでした。明らかにハイパワーのスポーツ系の車とは異なる楽しさがあるようです。
今回のドライブは走行距離300kmで、燃費系による計測では14.9km/lでした。燃費に関しても大満足です。不満はほぼありませんが、2.2Lという半端な排気量である事。2Lで175PSを達成、ないし2.5Lでは200PS以上の仕様であれば、超最高に嬉しいですね!