上野の国立科学博物館で開催されていた鳥展の最終日に行ってきました。「鳥展」とは、鳥の生体ではなく、400点以上の多種多様な鳥の標本が展示され、最新の研究結果をもとに鳥類について解説する展示会です。
15:00に博物館に到着しましたが、入館制限がかかっていたため、16:00からの整理券を受け取りました。当日は国立科学博物館の「日本館」と「地球館」が無料開放されていたため、その間に展示を見て時間を有意義に過ごすことができました。
16:00に入館しました。
鳥展の会場へ入場。驚いたのは、入館制限があったにもかかわらず、館内に多くの人がいたことです。そのため、全ての展示をじっくり見るのは難しい状況でした。
最初に目に飛び込んできたのは「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデル。約2600万年前に生息していた翼開長7メートルもの巨大な鳥で、その姿に圧倒されました。
展示されているのは標本で、生体の鳥は一羽もいません。コウノトリ目の標本です。
フクロウ目の標本です。
インコ目の標本です。多種多様な鳥類の標本が並んでいました。
解説は漫画で、標本の近くにあり、わかりやすく説明されています。
漫画を用いた説明がわかりやすく、子どもでも楽しめる工夫がされていました。
この展示を通じて、鳥類に関する多くの知識を得ることができ、とても有意義な時間を過ごせました。特に、鳥類が「古口蓋類」と「新口蓋類」に分類されること、そして鳥が恐竜を起源として進化してきたことを学べたのは興味深かったです。
更に、鳥類の分類方法が新しくなったことを知りました。これまでのオウム目がインコ目となり、インコ目にインコ科、オウム科、フクロウオウム科、ヨウム科の4科となり、ヨウムやコンゴウインコはインコ科に分類されることです。
鳥展を通じて、鳥類の進化や生態に対する理解が深まり、改めてその魅力を感じることができました。もしまたこうした展示が開催されるなら、ぜひ足を運びたいと思います。