伊豆の秘境、河津七滝(かわづななだる)を訪れてきたので、その魅力をお伝えします。河津七滝は東伊豆に位置する河津町にあります。河津七滝は、東伊豆の河津町に位置しています。河津町は、今井浜や河津浜などの海岸部から天城峠周辺まで広がっており、河津七滝は天城峠手前にあります。
河津七滝には全長850mの遊歩道が整備されていて片道約1時間で巡ることが出来ます。途中には吊り橋などもあり、周囲よりも気温が低く感じられ、マイナスイオンでリフレッシュできる場所です。但し急な登りがあるので靴や服装には注意が必要です。
今回、河津七滝にアクセスするために、伊豆の定宿である熱川プリンスホテルに宿泊しました。自宅を13:30に出て、圏央道、西湘バイパス、R135を経由して、17:00頃にチェックインしました。ツインルームで無論オーシャンビューです。
熱川プリンスホテルは温泉が自慢のホテルです。すぐに温泉に入ってリラックスし、夕食に向かいました。「黄金」というコースを選択しましたが、鮑の蒸し物と地魚の刺身など結構美味しかったです。食事後は22:00には寝てしまいました。
翌朝、食事前に一度温泉に入り、朝食は豪華なおかずがたくさんあるため、ご飯を2杯いただきました。食後にもう一度温泉に入って9:30頃にチェックアウトして河津七滝に向かいました。
R135河津町の「浜」T字路を右折して、ひたすら直進します。そしてループ橋手前を右折します。河津七滝には河津町営無料駐車場が完備されています。
河津七滝は手前から大滝、出合滝、かに滝、初景滝、蛇滝、海老滝、釜滝の順となります。但し、大滝だけは遊歩道が繋がっていません。専用の遊歩道で散策します。
最初に大滝を訪れました。駐車場から少し戻る感じで、遊歩道の入り口は「七滝茶屋」という飲食店の脇にあります。10分程で大滝に到着します。高さ約30m、幅約7mと河津七滝で最大の滝です。展望デッキから豪快な滝を望めます。雄大な流れと音量に圧倒されます。
出合滝は「滝めぐり」の遊歩道の手前にあります。河津川と荻野入川が合流するため「出合滝」と命名されています。水の青さに心惹かれます。
かに滝は遊歩道を歩き始めてすぐのところにあります。河津七滝で最小の滝で高さ約2m、幅約1mで、かに滝は川に降りることができます。手を洗わせていただきましたが、非常に冷たくて大変に気持ち良かったです。
初景滝は、かに滝から4、500m先にあります。滝の前にある「踊り子と私」のブロンズ像が「伊豆の踊子」の風情を表しています。
初景滝は高さ約10m、幅約7mあるダイナミックな滝で、滝を流れる水の白さが際立ちます。
蛇滝は初景滝の2、3分程先にあります。玄武岩の模様が蛇のうろこのように見えることから命名されたそうです。
海老滝は蛇滝のすぐ先にあります。滝の形がエビの尾びれに似ていることから「海老滝」と命名されたそうです。
7つの滝の中で最上流にある釜滝は、海老滝のすぐ先にあります。大滝に次ぐ2番目に大きい滝で、高さ約22m、幅約2mあります。圧倒的な水量で音にも圧倒されます。展望台まで水しぶきが跳ね上がります。
河津七滝は釜滝で終わりですが、遊歩道は未だ続きます。しばらく歩くと猿田淵という景勝地があります。穏やかで透き通り綺麗な水です。
猿田淵で遊歩道は終点です。ここから先は登山道です。天城峠の手前まで歩けるようです。無論ここから引き返しました。マイナスイオンを浴びながらの下山なので苦にはなりません。ただ、駐車場に戻ると汗でびしょびしょで、必ず着替えを持参することをおススメします。
今回更に伊豆の秘境を満喫しようと、天城峠の旧道を走行してみることにしました。天城トンネルのしばらく手前に旧道から入れます。非舗装の非常に荒れている道路です。愛車のCX30は一応乗用車よりは車高があるので何とか走る事ができました。しかし、新道ができるまでは大型車もこの道路を走っていたのかと思うと、非常に大変だっただろうと思いました。
旧天城トンネルです。すれ違いはできません。レトロな作りで、照明もレトロ感に溢れています。トンネルを超えるとすぐに新道に合流できます。後はひたすら伊豆縦貫道をひた走り、東名高速道、圏央道で16:00頃に帰宅しました。伊豆の秘境に癒され素敵な旅行でした。