宮島は瀬戸内海の島で、以前、僕が広島に住んでいた頃は宮島町でしたが、2005年に廿日市市に編入されたそうで、現在では廿日市市宮島町です。別名は厳島で広島観光の定番になっています。今回は高速船で来ましたが、一般的にはフェリーで約10分です。フェリーの本数もとても多く運賃も180円とリーズナブルです。最初に訪問したのは、高校の修学旅行でした。広島在住時は少なくても5回は訪れています。何故なら友人が訪れた際、宮島は最初に思いつくからです。
今回は、厳島神社、宮島水族館、紅葉谷公園、ロープウェイ利用にて弥山登山のスケジュールを組みました。歩いて弥山登山したいのですが、1泊旅行では厳しいようです。
宮島に上陸して一服しようとすると、シカへの注意を喚起する看板がありました。最初に厳島神社に行きます。所要時間は10分程です。
厳島神社へ歩いているとシカに遭遇します。撮影したのは小鹿で可愛いですが、オスのシカは怖そうですね。
厳島神社の大鳥居は生憎の工事中で眺める事は出来ませんでした。
厳島神社は海に浮かんでいるように見えます。
拝観料を支払って社殿へ入ります。干満を計算した設計になっているので大潮もクリア出来るそうです。
反橋、こんな急こう配の橋ですが実際に使っていたそうです。
次に宮島水族館に向かいます。10分程です。宮島水族館は以前訪問しようとした際、閉館になっていたので、どうしても行きたいスポットでした。
離島の水族館なので、さほど広くはなく、短時間で見学出来ます。スナメリを飼育している水族館として知られていますが、やはり、地元色を打ち出し、瀬戸内海の生物なども展示しています。牡蠣の養殖を再現した水槽がありました。
カブトガニです。ひっくり返っている個体は生きているのでしょうか?
瀬戸内海のエイですが、まじかで観察できます。
スナメリの親子です。
宮島水族館から紅葉谷公園に向かいましたが、島の道なので単調だろうと思っていましたが、別の道に入ってしまったようで、慌ててGoogle Mapを使う事になってしまいました。島なので横の道は無く、間違った場合は戻る以外に方法はありません。
紅葉谷公園には700本の紅葉する木があるそうで、一番の見頃となっていました。赤い橋とのコントラストが紅葉をより一層綺麗に見せています。この辺りから外国人が目に付くようになりました。特に白人系の人々が多いようで、紅葉に関心があるのだと思いました。
イロハカエデとオオモミジがほとんどだそうです。
紅葉谷公園を進むと宮島ロープウェイの乗り場となります。ロープウェイは途中で小型のゴンドラに乗り換えて終点まで行きます。自販機はここが最後となります。夏場は必ずここで飲み物を買う必要がありそうです。
ロープウェイの終点の駅からは弥山山頂までは登山です。30分程という事になっていました。しかし、結構な山道で年配の方や体の不自由な方では厳しいのではと思いました。又、靴にも要注意です。サンダルやハイヒールでは無理です。登山途中に何カ所か眺望出来て休憩出来る場所があります。
弥山本堂の到着しました。20分程かかりました。お賽銭をしてお祈りしました。
ここから山頂までは10分程ですが、更にきつい山道です。巨大な石を抜けると山頂になります。
標高535mの山頂には展望台があり、休憩できる場所になっています。ここでお弁当を食べている人も見受けました。生憎の天候でしたが360度のパノラマを眺望できるようになっています。
山頂より同じルートで下山しました。やはり、帰りだけでも徒歩が良かったと思います。しかし、テニスで悪化させている膝が結構きつかったため、次回の楽しみとしました。
土産物屋や食事処が立ち並ぶ商店街で、ランチをいただきました。行き当たりばったりで、「いな忠」さんというお店に入りました。宮島名物のあなご飯です。お寿司では結構食べますが、あなご飯はここでしか食べる事が出来ないのではないでしょうか?寿司ネタのあなごが独自のタレのかかったご飯に多く乗っています。特別好みではありませんが、お腹が空いていたので非常に美味しくいただけました。
名物の、焼き牡蠣もいただきました。ただただ美味しい。
14:00頃に桟橋に戻り、フェリーで宮島口まで乗船し、JR宮島口駅から広島駅まで30分程、15:30頃の新幹線で品川駅に19:30頃着。コンビニで夕食を買って21:00頃帰宅しました。グランドプリンスホテル広島は大変なお気に入りとなりましたし、弥山の登山もあるし、また、仕事を頑張っていつか行きたいと思いました。