6月18日から19日にかけて、一泊二日で京都旅行に行ってきました。今回の旅程はハードなもので、1日目は鞍馬寺と貴船神社、2日目は京都鉄道博物館と京都水族館、そして新幹線を途中下車して掛川花鳥園というスケジュールでした。宿泊先はいつもの御宿野乃京都七条で、今回が4回目の滞在です。
12時15分に京都駅に到着し、昼食をとった後、荷物を御宿野乃京都七条に預け、七条駅から京阪電車に乗りました。京阪電車は不思議なことに京都駅まで乗り入れていないのです。終点の出町柳駅からは叡電に乗り換え、終点の鞍馬駅で降りることになります。
おおよそ14時に鞍馬駅で下車しました。鞍馬駅前では天狗がお出迎えしてくれます。
仁王門を通り抜け、ケーブルカーに乗ってショートカットします。
鞍馬ケーブルは日本で唯一、宗教法人が運営している鉄道で、距離はたったの200メートルです。
鞍馬寺は鞍馬山に位置し、産学修験の場として知られています。ここはパワースポットの霊山であり、多くの歴史的な遺跡が山中に点在しています。急勾配の坂道を上り下りする必要があります。
西門が終点となっています。ここから先は貴船へ向かいます。おおよそ15時15分に到着しました。所要時間は75分です。かなりキツイ坂道なので、体力に自信のない方は、お参りを済ませた後、鞍馬駅まで戻ってバスで移動することをおすすめします。また、木の根や岩があるため、靴はトレッキングシューズでないと破損する可能性もあります。
貴船神社は、本宮、結社、奥宮の3つのエリアで構成され、貴船山の麓に位置しています。本宮に向かうための参道です。
ここが絵馬の発祥の地と言われています。
本宮から結社に向かう途中には小さな滝がありますが、驚くほど涼しく感じられました。登山で熱を持っていた体が一気に冷えました。
貴船神社を後にして帰路に向かいますが、最初は徒歩で貴船口駅まで行こうと考えていましたが、足がかなり疲れていた上にバスの本数も多かったため、バスを利用することにしました。おおよそ16時20分に貴船口駅に到着しました。叡電と京阪電車に乗り七条まで戻り、ホテルにおおよそ17時30分にチェックインしました。温泉でゆっくりとくつろぎ、夕食は近くの「餃子の王将」でいただきました。特にニンニクマシマシ餃子はとても美味しかったです。
翌日は9時45分ごろにホテルをチェックアウトし、徒歩で京都鉄道博物館に向かいました。約25分で到着しました。ここはまさに鉄道ファンの聖地でしょう。入館料も1500円と非常に手頃です。最初に出迎えてくれたのはC62形蒸気機関車です。
隣には懐かしい0系新幹線も展示されています。
そして驚くことに、扇型車庫には20両の蒸気機関車が展示されています。
実際に運転席にも入ることができます。
さらに転車台もあります。1時間ほど滞在しましたが、京都鉄道博物館は時間を忘れて楽しめる施設です。コストパフォーマンスが非常に高いと言えます。
京都鉄道博物館を後にして、数分歩いたところに京都水族館があります。京都水族館は梅小路公園内に位置していますが、京都駅の前にこんなに広大な公園があることに驚きました。空にはトンビが飛んでいるのも驚きでした。
京都水族館のシンボルであるオオサンショウウオです。この水族館では、「京都の水の恵み」というテーマで、京都の自然が存分に紹介されています。
さまざまな種類のクラゲも展示されています。入場料は2400円で、一般的な料金設定ではないでしょうか。ただし、京都鉄道博物館とのセット割引があり、合計で3510円で入場できます。もちろんこのセット割引チケットを購入しました。
京都水族館での滞在も約1時間弱でした。その後、ホテルに戻り預けていた荷物を受け取り、京都駅のみどりの窓口に向かいました。しかし、ここでトラブルが発生しました。非常に混雑していたのです。往路の新幹線チケットは割引が適用されるEXアプリで購入したのですが、帰路は掛川で途中下車するため、京都→東京までの乗車券と京都→掛川までの特急券、掛川→東京までの特急券を購入するため、予約で使うEXアプリからは購入出来ず、みどりの窓口で購入する必要があったのです。
さらに、別のトラブルが続きました。京都から下りの「こだま」は1時間に1本しかありませんが、「ひかり」と乗り継ぐことができるのです。当初の予定では13:08発のひかりに乗車して浜松でこだまに乗り換えて掛川に14:37に到着予定でしたが、13:08発のひかりを見送り、13:10発のこだまに乗車してしまいました。その結果、掛川着は15:10と予定よりも30分ロスしてしまいました。お昼も食べる時間が無くなってお弁当を新幹線で食べました。
掛川花鳥園の閉園時間は16:30です。掛川駅から花鳥園までは徒歩で約10分ですが、往路はタクシーを利用しました。15:20頃に到着することができました。
掛川花鳥園では、鳥に餌を与えることができるのですが、時間が遅くなってしまったため、その体験はできませんでした。ただ普段の食事をしている様子を見ることができました。写真にはコガネメキシコインコとワカケホンセイインコの食事の風景が写っています。
いつ訪れても、スイレンが巨大な池で美しく咲いています。この特大の温室では鳥たちが放し飼いになっており、飛ぶ姿を撮影しようとしましたがうまくいきませんでした。
そして、「ふたば」という名前のハシビロコウ。いつもここにいます。とても大きな鳥なので、飛んでいる姿を見たいものです。
掛川花鳥園も閉園間際の16:20頃に出発し、徒歩で掛川駅に向かい、16:38発の新幹線に乗りました。池袋で大好きな桂花ラーメンを食べて21:00頃に帰宅しました。ハードなスケジュールで疲れましたが、充実した1泊2日の旅行となりました。