当ブログを御覧いただいている方の中にも多くの年配の方がいらっしゃると思います。Yahooニュースを見ていたら、インターネットの利用率は70歳代で54%で、65歳から69歳の利用率は71%だそうです。
それに伴いトラブルも増加しているとかで、やはり「アダルト」関係がトップだそうです。たまたま、管理人に架空請求のメールが届いたので、注意喚起のためにこの記事を書くことにしました。インターネットを利用した悪者は数多く、さすがに電話での「オレオレ詐欺」には欺されなくてもネットの詐欺では欺されてしまう年配の方が多いようです。
ネットの架空請求には、アダルトサイトを見ていたら、急に「登録完了」とかを表示しておかしな画面が消えなくなるケースと、脅迫めいたメールが届くケースがあります。いずれの場合も金銭を要求してきます。いずれにせよ、最重要なのは、問合せをしたり、電話をしたり絶対にしないことです。ほとんどの方が必ず焦るはずです。しかし、無視して全く問題ありません。
管理人に届いたメールには、
本文:※未払い情報記録※
請求金額【1,098,560円】 (滞納管理費等の支払いを求めることができる運営会社が現在請求権を持っております。民事訴訟法110条)指定期限:本通知閲覧後24時間以内【IP情報及び機器情報】
貴殿の閲覧日時、使用機器アクセス元等の情報を記録します。
IP Address:****.***.***.***
[警告]本通知を確認したのにもかかわらず放置した場合は、法的措置を行います。
と記載されています。このIP Addressというものが個人情報になり得ることはありません。このメールを送信した悪徳業者はIPAddressが***となっていますが、もう少し賢い悪徳業者だとIPAddressが抜き取られている事もありますが、一切個人情報にはなりません。
詐欺メールが届いた場合はそのまま削除する事です。他は一切何もする必要はありません。
アダルトサイトを見ていて、おかしな画面が消えなくなった場合でも悪徳業者に連絡は絶対にしてはいけません。おそらく恥ずかしいのでパソコンサポート業者に持ち込みたくないという方が多いでしょうが、ワンクリックウェア駆除ツールをインストールするとあっという間に消す事が出来ます。
インターネットを利用するだけでは個人情報が抜き取られる事はありません。ネットの詐欺に出くわしてしまった場合は必ず無視して何もしない事です。