2019年11月24日(日)、超久しぶりに広島市に行ってきました。広島市は会社勤めをしていた1993年から1994年にかけて赴任していて、第二の故郷のような所です。無論、車も持ち込んでいたので、広島県内は無論、山陽、山陰方面などへしばしばドライブをしていました。ところが、最後に広島市に行ったのは2002年でした。
今回の旅行の目的は、懐かしい広島市内を散歩(歩く事が目的)する事と、紅葉の宮島を散策(景色が目的)する事です。宿は広島市内で唯一天然温泉があるグランドプリンスホテル広島です。場所的には、広島市の最南端で、広島港の沖から道路で繋がっている宇品島にあります。
広島への交通手段は新幹線です。広島に住んでいる際はいつも車を使っていました。会社から支給されるのは飛行機代までなので、毎回自腹の出費となっていた記憶は鮮明です。片道が通常11時間、最短9時間という記憶がありますが、1泊での旅行で車は現実的ではないからです。品川から9:30頃ののぞみに乗り、13:30頃に広島に到着しました。
広島という街は広島駅から西側に当たる平和記念公園の手前の紙屋町までがメインの市街地で、オフィス街、商業施設、飲食店が目白押しになっています。市街地は路面電車がポピュラーな乗り物ですが、広島駅から歩きました。稲荷町から橋を渡ると銀山町で、ここからやたらと飲食店が多くなります。
飲食店の多い胡町を超えると、八丁堀になり三越や福屋、パルコといった大型商業施設が現れます。少し行くと立町となり、勤務していたビルがあります。この大通りの裏側は少し行くと、本通りという広島最大の商店街になります。その間には、飲食店や個人経営の店でいっぱいです。お昼時だったので、以前食べていたお店を探しましたが見つける事は出来ませんでした。25年前の飲食店はさすがに存続していないのでしょう。風風ラーメンがあったので食べました。
食事後、紙屋町方面を散歩しました。紙屋町界隈は広島市で一番賑わいのある街です。広島そごうや広島バスセンターがあり、昔は広島市民球場がありました。アストラムラインの終点である本通駅もあります。駐車場も多く、一番人が集まり賑わう所です。
紙屋町の隣の袋町を超えると平和大通りです。平和大橋を渡ると平和記念公園になっています。今回の散歩の終点で、ここからホテルまでバスで行く予定でしたが、生憎乗車したバスは広島港止まりで、次のバスまで30分待ちということで、ホテルまで徒歩30分程ですが、かなり足が疲れてきていたため、タクシーにて向かう事にしました。
グランドプリンスホテル広島に到着しました。23階建てのホテルです。2食付き、温泉フリープランでツインルーム一人で、全て込みで18,060円です。
エントランスホールは広々としていて外国のホテルのようです。
部屋は十分な広さのあるツインルームです。高速wifiが完備しています。プリンスホテルはwifiのパスワードがどこでも同じようで、SSIDをクリックするとすぐに接続出来ました。
部屋は17階で無論、オーシャンビューです。
カードキーに情報がインプットされていて便利です。エレベーターもかざさないとボタンを押せません。
チェックインしたのは16:30頃で、夕食の事前予約は19:00にしてあったため余裕がありました。大きな売店がフロント近くにあり、普通はコンビニで買うお酒を買うにも便利です。
グランドプリンスホテル広島の特徴は広島市内のホテルで唯一温泉がある事です。広島温泉「瀬戸の湯」と呼ばれるそうですが、注意したいのは、基本的に温泉は宿泊とは別料金という事です。そのため、僕は温泉付きプランを選択しておきました。
温泉の広さはほどほどで、お湯の出は強すぎる位です。露天風呂と内湯とサウナがあります。驚いたのは泉質です。さほど期待してはいなかったのですが、舐めてみると相当にしょっぱいです。泉質を確認すると、ナトリウム・カルシウム塩化物温泉とあり、納得しました。露天風呂は板が邪魔して眺望が良くないのは残念な点でした。泉質の良い温泉で疲れはばっちり取れました。
お昼は風風ラーメンのセットにしてしまったので、夕食時に空腹感が強くなかった事は残念に思います。欲張らずにラーメンだけにしておけば良かった。ブッフェですが、少な目の量の夕食となりました。
翌朝は7:00に起床して、温泉に入ってから朝食をいただきました。朝食はブッフェと和食を選択出来ますが、面倒なので和食をいただきました。適度な量でそこそこ美味しかったです。
チェックアウトすると、ホテルのすぐ前が桟橋になっていて高速船で宮島まで行く事が出来ます。この船で宮島へ向かいます。9:30分頃出航し、10:00前には到着します。他の交通機関、バスや電車、路面電車、タクシーであってもここから宮島までは1時間半は最低かかりますから、高速船のコストパフォーマンスは優れています。