iPhoneには「故人アカウント管理連絡先」なる機能があります。普通であれば、自分が死んだ場合iPhoneは初期化により利用出来ますが、データは共に死んでしまいます。一般的な人であれば普段(生きている際に)家族にパスコードは教える事は無いはずです。iPhoneの「故人アカウント管理連絡先」とは、「デジタル遺産プログラム」であり自分が死んだ場合、iPhone内のデータを閲覧・ダウンロード出来る人を指定してアクセス出来るような機能です。iCloudへのバックアップが必須です。
ほぼ全てのデータにアクセス出来ます。出来ないのは、ライセンスが必要なメディア、App内課金、キーチェーンに保管されている情報等です。「連絡先」、「メール」、「メモ」といった最重要のデータにアクセスが可能となります。Apple社に申請する形となり、生成したアクセスキーと「死亡証明書」が必要になります。Apple社が審査して確認がとれた場合のみ死んだ人のデータへアクセス出来るようになります。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
設定するには、「設定」のApple IDをタップして、「パスワードとセキュリティ」をタップします。
「故人アカウント管理連絡先」をタップします。
「故人アカウント管理連絡先を追加」をタップします。
「故人アカウント管理連絡先を追加」をタップします
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
「連絡先」を表示するので「故人アカウント管理連絡先」にしたい人をタップします。一般的には近縁の親族になるはずです。
「デジタル遺産へのアクセス」を表示するので「続ける」をタップします。
アクセスキーの共有方法を選択します。
「XXXさんがあなたの故人アカウント管理連絡先として追加されました。」と表示して故人アカウント管理連絡先の設定が完了します。「完了」をタップします。
「故人アカウント管理連絡先」に「あなたの故人アカウント管理連絡先」が登録されています。