2016年11月13日、長野県小諸市にある菱野温泉 薬師館に行ってきました。本当は草津や万座方面に行きたかったのですが、当時は積雪がありノーマルタイヤではやばそうだなと思い、草津、万座の手前辺りの温泉をネットで捜したところ、菱野温泉に辿り着きました。地図で見ると良く分かるので、Google マップで菱野温泉を見ると、地理的には小諸市の山間部ですが、浅間山の麓に位置しています。標高が高くない事から雪や路面凍結は大丈夫と判断出来ました。上信越道の佐久ICから程近いのも好条件でした。菱野温泉には宿は2つあり、薬師館と常盤館があり、オーナーは同じで、前者が少人数向け、後者が大人数向けとのことです。2館は隣接していて、温泉施設は共用出来るとのことです。料金は一人一室で17000円と大変リーズナブルでしたが、安すぎるのではと行く前は若干心配でした。
薬師館に着くとまずはレトロ感溢れる玄関や装飾に驚きました。部屋は和室のツインベッドです。
テレビや椅子は大きくゆったりしています。Wi-Fiも完備しています。
部屋で休憩後、早速、温泉に行くことにしましたが、常盤館には露天風呂があるとのことで、山道を1分程下るとで到着、露天風呂は山の上にあるとのことですが、何とミニケーブルカーで行くそうです。定員は5、6人程でしょうか。1分少々で到着します。ゴンドラの電車バージョンのような感じで生まれて初めてです。斜面は結構斜度があるので一抹の不安も感じました。
山の上のお風呂は「雲の助」と呼ばれ、売店や喫茶がありますが、ここもレトロな雰囲気です。レトロな絵はがきを4枚買ってしまいました。電球の色もレトロ感が出ていると思います。お風呂は内湯と外湯があり、無色の単純温泉です。標高1000mに位置するので、昼なら景色を楽しみながらお風呂に浸かれそうです。館内に大浴場もあるので、帰りがけに入らせていただきました。
お風呂から出て薬師館に戻りましたが、帰りは上り坂です。折角なので薬師館の温泉にも入りました。浮島風呂と呼ばれ、単純炭酸鉄泉です。風呂場に行くには洞窟を通っていくのが粋です。鉄分を多く含むためお湯は赤褐色です。こちらは内湯のみです。「雲の助」のお湯より濃い感じがしました。
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食事は、洋風ダイニングレストランujoという所でいただきます。和風イタリアンのコースで予約しておきました。最初の前菜です。
キノコのピザ。キノコがしこしこしていて美味しかったです。
メインディッシュの信州和牛と千代幻豚のステーキ。柔らかくて美味しかったです。
最後のお蕎麦。お蕎麦を鳥ベースの熱い付け汁でいただきます。このようなお蕎麦は生まれて初めてです。薬味もマッチングして最高に美味しかったです。完全にお腹いっぱいとなってしまいました。
翌朝、朝風呂に常盤館に向かいますが、ホテルの脇にある常盤ヶ池には鴨達が泳いでいます。
下り坂の途中にはポニーがいます。
朝のミニケーブルカーの様子。まだ紅葉が残っていました。
「雲の助」の外観です。山小屋といった風情です。
「雲の助」から見た景色ですが、この日は生憎の曇りで見晴らしが良く有りませんでした。
菱野温泉 薬師館は大変に気に入りました。17000円というリーズナブルな価格なのに綺麗な部屋、美味しい食事、ケーブルカーで行く温泉と鉄分を含む温泉、小諸ICから15本程というアクセスの良さ、また、行かせていただきます。