7月12日から13日にかけて、「ラビスタ熱海テラス」に宿泊してきました。実は3月にも家族旅行で訪れたばかりですが、とても気に入ったため、今回は一人でのんびりと「何もしない贅沢」そして、リゾート気分を満喫することが目的です。
せっかくの旅行なので、運転の疲れを気にせずゆったり過ごしたいと思い、今回は車ではなく新幹線を利用しました。
品川駅を13時34分発の「こだま」に乗車し、熱海駅には14時10分に到着。自由席を利用しましたが、車内は思っていた以上に乗客が多く、ほぼ満席に近い状態でした。東海道新幹線の「こだま」は1~6号車と15・16号車が自由席ですが、夏休みなどの繁忙期は座れないこともありそうです。
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熱海駅に到着すると、天気は曇り。湿度は高めでしたが、都内と比べると気温がやや低く、海風も心地よく感じられました。
熱海駅は東海道新幹線の停車駅の中でも少し珍しい駅です。山が海岸近くまで迫る地形のため待避線を設けることができず、東海道新幹線では唯一、列車の通過待ち(退避)ができない駅となっています。
駅に直結する商業施設「LUSCA熱海」には、お土産店や飲食店が数多く並び、多くの観光客で賑わっています。今回も帰り際に、こちらでお土産を購入しました。
駅前の仲見世通り商店街は相変わらず大勢の観光客で活気にあふれていました。
ラビスタ熱海テラスへ向かうには、この商店街を抜けていきます。ホテルの送迎バスも利用できますが、今回は旅行気分を存分に味わいたかったため、徒歩で向かうことにしました。
商店街を抜け、田原本町交差点を左折すると、すぐに細い坂道へ入ります。この坂は歩行者専用で、想像以上の急勾配です。そのため、足腰に不安のある方や荷物が多い場合は、送迎バスの利用をおすすめします。
坂を下りきると、目的地の「ラビスタ熱海テラス」に到着です。
ラビスタ熱海テラスは、「ノースタワー」「イーストタワー」「セントラルスクエア」の3棟で構成されています。
今回は、フロントのあるセントラルスクエア棟の客室に宿泊しました。食事は外で楽しみたいため、食事無しプランを選択しました。
館内の主要施設はすべてセントラルスクエアに集約されています。フロント、大浴場、レストラン、無料で利用できるフリーラウンジなどはすべてこの棟にあります。一方、ノースタワーとイーストタワーには客室のみが設けられています。
セントラルスクエアは、1階、2階、及び3階の一部が客室となっており、3階にはフリーラウンジ、4階には大浴場と湯上がり処、5階にはレストラン、6階にはフロントがあります。さらに屋上には展望テラスや足湯があり、宿泊者が自由に利用できます。
ノースタワーとイーストタワーから各施設へ移動する際は、必ずセントラルスクエアを経由します。また、セントラルスクエア内は3階から屋上までは自由にエレベーターで移動できますが、1階、2階の客室エリアは専用エレベーターとなっており、ルームキーがなければ立ち入ることはできません。
ホテルの海側(国道135号側)へは、大きなゴンドラ(スロープカー)または階段を利用して移動します。一般的なホテルのようなエレベーターではなく、スロープカーを採用しているのも、このホテルならではの特徴です。送迎バスを利用する場合も、海側のバス乗り場から発着します。
ホテルに到着し、受付を済ませたのは14時40分頃。チェックイン開始は15時からだったため、ロビーには順番を待つ宿泊客が大勢集まっていました。
そこで、前回宿泊した際に気に入った屋上テラスへ向かうことにしました。
広々としたテラスにはまだ誰もおらず、海から吹く風を感じながら、静かな時間を過ごすことができました。旅の始まりをゆったりと味わえる、贅沢なひとときでした。
15時になり、セントラルスクエア棟2階の客室へ向かいました。今回宿泊したのは、ゆったりとした広さのダブルルームです。一人で利用するには十分すぎるほどの広さで、ゆっくりとくつろげそうです。
客室には大型テレビが備え付けられており、ソファでくつろぎながら映画やテレビ番組を楽しめます。
部屋は2階ですが、ホテル自体が斜面に建っているため、目の前には海が広がるオーシャンビュー。海との距離が近く、波の音まで聞こえてきそうな開放感があります。
ベランダにはデイベッドが設けられており、横になって海を眺めながらのんびり過ごすこともできます。この場所だけでも十分にリゾート気分を味わえます。
ひと息ついた後は、このホテル自慢の大浴場へ向かいました。写真は、セントラルスクエア棟の客室専用エレベーターです。6階のフロントへ直接行くことはできませんが、4階の大浴場へはそのままアクセスできる便利な造りになっています。
館内には喫煙所が各所に設けられており、喫煙者にとってはありがたい設備です。近年は喫煙スペースが少ないホテルも増えているため、この点は愛煙家には嬉しいポイントでしょう。
温泉とサウナで約1時間、心身ともにリフレッシュした後は部屋へ戻り、コンビニで購入した静岡県限定の「静岡麦酒」で一人乾杯。温泉上がりの一杯は格別で、旅の楽しみを改めて実感しました。
18時頃、夕食を食べるためホテルを出発しました。熱海で最も賑わうのは駅前エリアですが、ホテルまで戻る際には急な坂道を下らなければならないため、今回はホテルから徒歩圏内の「熱海銀座」へ向かうことにしました。
海側へ下り、国道135号を数分歩くと熱海銀座に到着します。今回訪れたのは、地元でも評判の寿司店「寿し忠」です。
まずは静岡の地酒「花の舞」を注文し、お店の名物だという玉子焼きをいただきました。ほどよい甘さで、ふんわりとした食感が印象的な一品です。
続いて注文したのは、サザエの壺焼き。ほどよい塩味がサザエ本来の風味を引き立て、磯の香りが口いっぱいに広がります。旨味がたっぷり溶け込んだ汁まで、最後の一滴まで美味しくいただきました。
続いて、特上ずしを注文しました。この店では、セットメニューでも一貫ずつ提供されるのが特徴です。内容は握り、巻物、そしてお椀が付いた贅沢なセットでした。
どのネタも新鮮で美味しくいただきましたが、特に印象に残ったのは中トロとウニです。口の中でとろけるような味わいは格別でした。
また、お椀のだしも旨味がしっかりと感じられ、最後の一口まで美味しくいただきました。
「寿し忠」を出てから少しぶらりと熱海銀座商店街を散策しました。どこか懐かしさを感じるレトロな雰囲気が漂い、ゆったりとした時間が流れています。駅前のような混雑はなく、人通りもほどよいため、落ち着いて散策を楽しむことができます。
部屋へ戻ると、窓の外には熱海の美しい夜景が広がっていました。街の灯りが海辺を優しく照らし、昼間とはひと味違う幻想的な景色を眺めながら、お酒を少しずつ味わいます。静かな時間が流れ、一人旅ならではの贅沢なひとときを過ごすことができました。
21時からは、ラビスタ熱海テラス名物の「夜鳴きそば」の提供が始まります。前回宿泊した際は正直なところ「もう一度食べたい」と思うほどではありませんでしたが、今回はスープや麺のバランスが遥かに良くなっており、以前よりも美味しくいただくことができました。
翌朝も空は曇りでした。朝風呂でゆっくりと温泉を満喫した後は、海側へ降りてすぐの場所にあるローソンでサンドイッチを購入。部屋へ戻り、備え付けのコーヒーマシンで淹れたコーヒーとともに朝食をいただきました。
ホテルの豪華なバイキングも魅力的ですが、僕には少し量が多く感じます。お気に入りのコーヒーを飲みながら、シンプルな朝食をゆっくり味わう方が、リゾートで過ごす朝にはよく合っているように思います。
9時頃に事前チェックアウトを済ませ、部屋でのんびり過ごした後、10時30分過ぎにホテルを出発しました。駅へ向かうには、行きとは逆にあの急な坂を上らなければなりません。少々大変ですが、旅の締めくくりと思えば、それも良い思い出です。
熱海駅に到着すると、駅直結のLUSCA熱海で家族や自分へのお土産を購入しました。そして、11時2分発の「こだま」に乗車し、帰路につきました。
今回の旅は、「何もしない贅沢」を満喫することが目的でした。温泉に浸かり、美味しい食事を味わい、海を眺めながらゆったりとした時間を過ごす。の目的を十分に果たすことができ、心も体もリフレッシュできた一人旅となりました。