プロキシサーバというと何だか難しそうな言葉だなと思われがちですが、意味を理解しておくと重宝する事があります。例えば海外の音楽配信サイトからダウンロードしようとしてもはじかれていまったり、ネットショッピングでカートに入れようとすると「ブラウザの設定が、「クッキーを受け付ける」ようになっていないためお買い物ができません。」と表示してはじかれしまったりする場合があります。
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プロキシサーバのプロキシとは「代理」の意味で、インターネットでの目的のページにアクセスする際自分のパソコンの代理としてアクセスしてくれる機能です。匿名性を持たせる事が出来るため、日本からのダウンロードを抑えているサイトに海外のプロキシサーバを経由させる事でダウンロード出来てしまうといった事もあります。「身元」が変わるのでネットショッピングでカートに入れた際のエラーも対応出来たりします。
しかし、本来の役割は一度アクセスするとキャッシュとしてプロキシサーバに残るのでプロキシサーバ経由の高速アクセスや、アクセスを制限かけたり、ユーザーの認証といった実務的な使われ方をします。また、大学で個人のパソコンを授業で使う際、大学側でプロキシサーバを使うよう設定する場合がありますが、キャッシュがプロキシサーバに残るので、自宅に戻ったら設定を解除した方が良いかもしれません。
インターネットエクスプローラーではプロキシの設定を行う事によりプロキシサーバを使う事が出来ます。最初にどのプロキシサーバを使うかを決めておく必要があります。一例としてこちらのサイトでプロキシサーバのリストがあります。
インターネットエクスプローラーでプロキシの設定をするには、画面右上の「設定」をクリックし、「インターネット オプション」をクリックします。
「接続」タブをクリックし、「LANの設定」をクリックします。
「LANにプロキシサーバーを使用する」をチェックし、「アドレス」にプロキシサーバのリストにあるIPアドレスを入力、「ポート」にプロキシサーバのリストにあるポート番号を入力します。OKをクリックします。
大学の授業で使っているパソコンのプロキシサーバを解除するには「LANにプロキシサーバーを使用する」のチェックを外し、OKをクリックします。アドレスはxxxxx.ac.jpのようになっています。