iOS 14.5をインストールしてアプリを開こうとすると度々「他社のAppやWebサイトを横断してあなたのアクティビティを追跡することを許可しますか?」と表示して、「Appにトラッキングしないように要求」ないし「許可」の2者選択を迫られます。これは広告に対して許可を認めるのか拒否するのかという事です。
しかし、従来は選択の余地は無く、全てを許可していました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
- 他社のAppとは、どのアプリをダウンロードしてどのように使ったのか、という意味です。
- Webサイトを横断してとは、ブラウザアプリ(SafariやChrome)で何を閲覧していたのか、ネットから何を購入したのか、という意味です。
- アクティビティとは、アクティブ(active)の名詞のアクティビティ(activity)で、読んで字のごとく「行動」や「活動」の意味です。
つまり、広告主はあなたのネット上での履歴を元にして広告を配信して良いですか?という事になります。
例えば、「Yahoo!」アプリをiOS 14.5をインストールして初めて開くと次のように表示します。
これを認めると、管理人の趣味の一つである自動車関連の広告が「Yahoo!」アプリで表示します。
2択なので最初に認めるか、拒否するかですが、後から設定により変更する事が可能です。「設定」の「プライバシー」をタップして「トラッキング」をタップします。
「Appからのトラッキング要求を許可」をオフにすると、全てのアプリからのトラッキングを拒否となります。
許可するものと拒否するものを選択するには、「Appからのトラッキング要求を許可」をオンにしてそれぞれのアプリをオン/オフに設定します。